リンカーンに続いて今回はキャデラックの名前の決まり方を紹介したいと思います。
このキャデラックも今はＳＵＶが先頭にたって引っ張っていってますが、昔はやはり高級セダンの代名詞とまで言われた程でした。
そのキャデラックですが 、 社名の由来は、通称「モータウン：自動車の街」と呼ばれ、「キャデラック」の本拠地でもあるデトロイトの開拓者、アントワーヌ・キャデラックの名前を取ったもので、キャデラックの創設者ヘンリー・リーランドが尊敬する人物であった。ヘンリー・フォードらと起こした会社を、1902年にリーランドが「キャデラック」と改名したのがその歴史の始まりである。その後GMの傘下となりグループを代表する高級車メーカーとなった。
  今では考えられない事だが、当時の車はそれぞれ同じメーカーの同じ車種の同じ部分の部品であっても、互換性が全く無かった。キャデラックは世界で初めてすべての部品に互換性を持たせ、量産性を高めると共に自動車製品の新しい常識を打ち出したブランドなのだ。実はリーランドはかつて銃器メーカーのエンジニアをしており、部品の精密加工の重要性と技術を熟知していたのだ。その後1917年に「リンカーン」を創立したのも彼である。まさにアメリカ高級車の仕掛人であった。という事で分かってもらえたでしょうか？
ではまた次を楽しみにお待ち下さい。

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