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キャデラック エスカレードという車!

2006年12月16日


シボレーやGMC、ビュイック、数あるアメリカンGMブランドの中で頂点に位置するキャデラック。その中でエスカレードはアメリカの高級SUVブームを引っ張る存在としてその名を知らしめている。 キャデラックのイメージと言うと、日本ではちょうどトヨタ・クラウンに近い雰囲気だ。もちろんプレミアムブランドだけに若者や平均的なビジネスマンに買えるものではない。しかし、エスカレードのシャープなマスクが放つ新鮮で若々しいデザインとスポーティさは、キャデラックの持つ保守的イメージを一気に振り払い、兄弟車との共通性をことごとく排除。その結果、幅広い層に歓迎され、新しいキャデラックの方向性を見出す良い引き金となっている。

 シャープなマスクは気品よりも性能の豊かさを象徴しているようにも見える。まず第一に挙げるべきは、6リッターV8のガソリンエンジン。350psという力は国産SUVには全く未知の世界。ランクル100の4,7LのV8でも235ps。それでも十分だが、同等の2,5トンのボディを楽に振り回せる。ジェントルに街を流すことも得意分野の一つである。フルサイズSUVにありがちな出だしの鈍さは微塵もなく踏んだ分だけ前に出る、うかうかしていると前を走る車にあっという間に追いついてしまう。アクセルのペダルは大きめのストロークで神経質ではない。普通に踏んでいれば大きな力をちらつかせながら、水の上を流れるような感覚でスーっと加速する。
 ドイツ車のような安定した走りを持つのはエスカレードの特徴でもあり、キャデラックならではの豊かさを十分に感じられる。アメリカのSUVは乗り心地を快適にしようとバネをソフトに設定する傾向が強いが、どうしてもバネ下の重い大径タイヤ、ホイールのために、少々の荒れた道でもバタバタして落ち着かないものだ。この不合理を克服し、高級車キャデラックにふさわしいサスペンションとするため「ロードセンシング・サスペンション」を採用、エア式のオートレベリング機能に加え、ダンパー減衰力の自動調整によってロールを抑えるなどして優れた安定性を確保する。まさに新しいプレミアムカー時代の到来を実感させるサスペンションといえる。

 エスカレードのインテリアは快適な時間を過ごさせる部分で贅沢さがふんだんに嫌味のないレベルで演出されている。まずシートがいい、3列シート全てが本革仕様であり、1列目の電動調節機能は10ウェイもの融通を利かせ、さらに運転席にはあらゆるドライバーに対応できる電動アジャスタブルペダルを備えている。セカンドシートは左右独立のキャプテンシートになっており、乗員ひとりひとりの快適性を優先させた結果だ。他には、ボーズサウンドシステムや、ブルガリのアナログ時計など質の高い有名ブランドの取り入れも忘れてはいない。贅沢好きなアメリカのリッチマンも納得できる内容だ。
 エスカレードは間違いなくアメリカンプレミアムの時代を象徴するSUVだ。走り、居住性、そして調度品や娯楽装置に至るまで、全てにおいて高い質を持っている。ホンモノ志向の日本市場でも大いに歓迎されるに違いない。

以前、僕がお客様にエスカレードに興味を持ってもらおうと作った文面です。これを読んで興味を持ってくれる人がたくさんいたら嬉しいですね。今読んでいる人は是非お店に足を運んでください!!キャデラックのストラップを特別にプレゼントします(^^)

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