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もう廃盤になって４年経ちますね。
さすがに程度の良いアストロは市場から
どんどん少なくなっています。

そこで、アストロをこれから考えている方に
こっそり程度の良いアストロの選び方を教えます！
よ〜く覚えてください。

まずはアストロを選ぶ前に心得ておきたいこと。
アストロが日本において、どういう存在の車なのか？
それとアストロという車の特徴を知りましょう！

まずはシボレーアストロとは、アメ車の中で最も
日本に輸入されている車です。要は一番数が多い。
サイズ的にも日本にマッチしていて、一大ブームを起こし
早い時期から正規輸入が導入された車です。
高年式ではそうでもありませんが〜９９年ぐらいまでは
ディーラー車以外に、並行輸入もかなりの数があります。

車が多いというと、ユーザーからすれば数ある中から選べるので
メリットが多いと思いがちですが、そこに落とし穴があります。
良い車も多いですが、悪い車も増えるので注意してください。

なかなか書ききれるものでもないので
今日は「外装から見る程度の良し悪し」を
少し紹介したいと思います。簡単なとこだけです。あとは秘密（笑）



だれでも見れるところ　その１　タイヤ
タイヤと聞いて皆さん真っ先に思うのは「タイヤの溝」だと思います。
溝はもちろん見てください。深さもそうですが、劣化してひび割れていないか？
だけどタイヤからもっと深いところが解ります。
それはタイヤの側面のキズ。側面に傷の多いタイヤが付いている場合は
前オーナーの運転の荒さが伺えます。偏平率の薄いタイヤでもないのに
傷が無数に入っていると、段差を乗り上げる時などにタイヤに気を遣わず
ガンガン乗り上げている可能性があります。
ということは、足まわりに大きな負担をかける運転を日常的に行っていた
ということになります。要注意ですよ




次に簡単なチェックポイントはルーフの状態。
これは単純に綺麗かどうかです。
綺麗な車は手洗いで大事に扱われていました。間違いない！
休日の度に洗車場に行き、洗い終わった車を見ながら
「あ〜きれいだなあ、おれの車。」ってオーナーが言い聞かせているのが
頭に浮かびます。

アストロのようにルーフレールが付いていると洗車機では
まず汚れは落ちません。まあアストロが入る洗車機も少ないですが・・・
手洗いしていても、ルーフはやっぱり脚立を遣ったりしないと手が届かないので
洗わずに終わってしまう人も多いと思います。
すると、屋根の塗装はみるみるカサカサに・・・はにわ化！
洗車の度に屋根まで綺麗に洗車している人の車の扱いって・・・・
想像してみてください。大事に使っているでしょ？




見落としがちなのがここ。
給油口のフタを開けてみてください。開けてみると、
訳の分からない添加剤のシールが貼ってあったり、よく見かけます。
しっかり適切なメンテナンスをしている車は添加剤なんか入れる必要ありません。
ここはガソリンを入れるところです！！怒
それに開けた時にキャップの下あたりが変色していたり、キャップの
まわりが傷だらけだったり、中古車だからこそ見抜ける部分です。
走る以上ガソリンは必ず入れますから綺麗に保ちようが無い部分です。
ということは扱いひとつでかなりの差がでます。
ガソリンを撒き散らしながら給油するオーナーの扱いを想像してください。
ぞぞっとするでしょ？？？



ちょっと上級編



ローダウンの車は、どうやって車高を下げているのかを見てください。
写真じゃ説明しにくいので、久しぶりに一筆。
絵心ないのでわからなかったらゴメンナサイ。。



傑作でしょ？
アストロのローダウンは２通りあります。簡単に考えてください。
一つ目のイラストはノーマルの状態とします。
薄い丸はタイヤ。左右のタイヤをつないでいる車軸。
その上にリーフスプリング（板ばね）。そしてその上に乗っているのがボディ。
これがアストロの後ろ足です。



二つ目のイラストが「ドロップリーフ」と呼ばれるもの。
そのまま訳すと、「落とす板ばね」
ローダウン用のリーフスプリングで反り上がる角度が全然違います。
リーフの上にボディが乗っていますから、そのままボディは低くなります。
ということは車高が落ちるということです。



そしてこれが通称「フリップダウン」
その意味は「ひっくり返して落とす」わかりますか？
通常車軸の上を通っているリーフスプリングを、なんととと！？
車軸の下に通してしまうというものです。そうすると、
リーフスプリングの反り上がり角度はそのままでもボディは低くなる。
車高が落ちるっていう戦法です。ＳＵＶなどもっと車高の高いくるまは
さらにブロックなどを間に入れて、より下を通すことによってローダウンします。
アストロでもこちらの方法の方が車高は低くなるのですが、
足まわりへの負担がとても大きいのです。
フリップＫＩＴで車高を下げている車はそのフリップＫＩＴの状態を
良く見ておきましょう。ひどく錆びている車はフリップＫＩＴが
割れてしまい走行不能になってしまう可能性も十分にあるのです。
良いショップでカスタムされている車はドロップリーフ装着車が多いのは
言うまでもありませんね・・・


明日は内装で車を見比べましょう！！




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