アストロフューエルポンプ!
2007年03月18日
今回は96yアストロのフューエルポンプの交換を行いました。
不動になってしまったわけではないのですが、以前からポンプの音が気になると相談していて、交換の運びになりました。止まる前に交換とはなかなか珍しいですが、実はこれが一番大事で、アメ車と長く付き合っていくのにとても重要な事なのです。皆様もこのお客様のことを見習いましょう!!
参考までに燃圧測定後作業に入ります。
いきなりタンクが外れた写真ですいません。間に合いませんでした・・・
担当メカニックはフューエルポンプ交換日本一の土居です。(チーフ出雲のお墨付き)
このお客様、ポンプ交換のためにわざわざガソリンを減らしてくれていてとても助かりました。本当に素晴らしいお客様です。スタッフ一同大好きです。ちなみに後に写っている車はダッジラムですが、
実はこのお客様から紹介して頂いたお客様の車です。ただ今納車前点検整備中です。
紹介までして頂いて本当に有難うございます。必ず恩返しします。
タンクを降ろしたアストロの裏側は何もなくなっています。こんなに場所をとっていたんですね、タンクでか過ぎです・・・
土居が作業を進めている間にアストロの下回りを眺めていたら、こんなものを発見しました。
運転席のステップの裏側の補強のステーがクネっと曲がってあっち向いてホイ!
これは危険!!という事で、補強のステーを元の位置に曲げなおして固定し
直します。
バチッと太めのタッピングで固定しました。このアストロのステップは両端の2本のステーで補強されていましたが、ステップ自体がそんなに強くないので体重に自信のある方は乗らないようにしましょう!女性なら全然大丈夫ですけどね。
作業に戻ります。唯一タンク内と外を遮断しているゴム製のガスケットが経年劣化でこれだけボロボロになっています。もちろんポンプと共に交換です。
これはフューエルフィルターです。新しい物に交換しました。
真ん中は外したフューエルフィルター。
左はストレーナーといって、ポンプのガソリンを吸い上げる部分に付いています。これがタンク内のゴミやサビを一番最初に取り除くフィルターになっています。
右はフューエルポンプです。
すべて新しいものに交換しました。
タンクを持ち上げ取り付けていきます。
さすがはフューエルポンプ日本一!作業が早すぎて手がちゃんと写真に写りませんでした。
そしてもう一つ忘れてはいけないのが、この部品。
フューエルポンプリレーです。この車の物はまだ綺麗でしたが、左の方がリレー外側の端子が少し焼けて変色していますよね、右が新品です。リレー内部で常時ON、OFFを繰り返している大事な接点はもっと小さく、写真の外見からは判断出来ませんが、ポンプを交換してもリレーが焼けてしまうとポンプは動きませんから、当社ではストレーナー、フィルターと同様にポンプリレーは消耗品と考えポンプ交換時に同時交換します。
これで完了!もうポンプの音に悩まされることはありません。
夜もぐっすり眠れますね!!
兵庫県西宮市 アメ車専門店 ノースパインツリー星野
アメ車の整備はお任せ下さい!
神戸、大阪よりあっという間です!!
この記事へのコメント
(のん)
アメ車と付き合っていくのに大切なのは、音を良く聞くことだと思います。フューエルポンプの異音に気づかれたオーナーさん、さすがです。
[2007-03-20 07:52:41]